GR-KURUMI(1)-動作確認

今回はGR-KURUMIを入手することができたので、動作確認をしたいと思います。GR-KURUMIには、RL78/G13 マイコンが搭載されています。GR-KURUMIはサイズが小さい基板となっています。また実装されているICも少ないので、自分好みのボードにすることができます。GR-KURUMIの開発は、CS+やArduinoライクなスケッチを使用します。今回は、CS+を使用して動作確認を行います。

CS+のダウンロードとインストールは下記のページを参考にして下さい。

RL78G13(1)-SWによるLED点灯

今回はエミュレータはE2 Liteを使用します。GR-KURUMIとE2 Liteの接続回路は下記のページを参考にして下さい。

https://japan.renesasrulz.com/gr_user_forum_japanese/f/gr-kurumi/2052/gr-kurumi-e1

今回、LEDを点滅するファームウェアを作成しようと思います。LEDを点滅するファームウェアの作成方法は下記のページを参考にして下さい。

RL78G13(2)-タイマを使用したLEDの点滅

LEDを点灯消灯するポートが上記ページとは違うので注意してください。上記ページでは、P52を出力に設定することで、LEDを点滅させています。GR-KURUMIは、P17(赤)、P51(緑)、P50(青)となっているので、いずれかを出力に設定します。今回は私はP50(青)を出力としました。タイマー割り込み関数のソースコードの変更も忘れずに行ってください。

それでは、ビルドしてデバッグしてみます。LED1が点滅していると思います。

LEDを点滅するファームウェアを作成した後に、スイッチでLEDを点灯するファームウェアも作成しましたが、回路の部分で、失敗しました。入力ピンが不定の状態となっていたため、正しく動作しませんでした。ポートにHighが入力されていれば問題ないのですが、Lowの時に不定になっていました。スイッチ入力の回路を構築する時は、OFFの場合、しっかりとグラウンドに落としてLowにしておく必要があります。

RX(2)-タイマーLED点滅

今回はRXマイコンを使用して、タイマ-LEDの点滅機能を構築します。使用するマイコンは、「RX66T」になります。「RX66T」CPUボードを使用します。

まずは、新規プロジェクトを作成します。[ファイル]→[新規作成]→[新しいプロジェクトを作成]を選択します。下記のページを参考にしてください。

RX(1)-スイッチによるLED点灯

新規プロジェクトが作成できましたら、プロジェクトツリーのスマート・コンフィグレータをダブルクリックします。スマート・コンフィグレータが起動したら、コンポーネントタブから追加していきます。コンポーネントの追加方法は下記のページを参考にして下さい。

RX(1)-スイッチによるLED点灯

まずは、入出力ポートを追加しました。RX66T CPUボードのLED1は、PORTEのP3になりますので、PORTEにチェックを入れます。

PORTEタブを選択して、P03を出力に設定して、1を出力のチェックボックスをONにします。Highが消灯、Lowが点灯のためです。

次にタイマのコンポーネントを追加します。今回は、16bitタイマを追加します。コンポーネントの追加ボタンを押して、コンポーネントの追加ダイアログを表示します。8bitタイマを選択して、次へボタンを押します。

カウントモードを16 ビットにして終了ボタンを押します。

RenesasSynergy(3)-タイマを使用したLEDの点滅

今回は、Timerを使用してLEDを点滅させるファームウェアを作成します。
使用する評価ボードは、DK-S124です。

それでは、新規プロジェクトを作成します。新規プロジェクトの作成方法は、下記のページを参考にしてください。

RenesasSynergy(1)-LED点滅

今回は、プロジェクト名をTImerLEDとしました。

テンプレートは、BSPを選択しました。

プロジェクトファイルの作成が完了しました。