GR-ROSE(5)-RS232通信

前回は、e2studioで作成したファームウェアをGR-ROSEに書き込んで動作をさせてみました。前回の内容は下記のサイトを参考にしてください。

GR-ROSE(4)-e2studio schetch

今回は、RS232通信の機能を構築したいと思います。下記のようにFTDIのICが搭載されている基板と、GR-ROSEを接続して通信を行います。

下記の4つのコマンドを用意します。

  • L1,ON
  • L1,OFF
  • L2,ON
  • L2,OFF

機能の概要は下記のようになります。

  • L1,ON コマンドを実行するとLED1が点灯します。
  • L1,OFF コマンドを実行するとLED1が消灯します。
  • L2,ON コマンドを実行するとLED2が点灯します。
  • L2,OFF コマンドを実行するとLED1が消灯します。

この機能は、以前、「Renesas Starter Kit+ for RX65N-2MB」を使用して作成してみた機能ですが、もっと小型なGR-ROSEでも動作させてみたいなと思い、再度作成することにしました。

それでは、RS232通信機能を構築したいと思います。今回も開発環境はe2studioを使用します。

まずは、新規プロジェクトを作成します。新規プロジェクトの作成方法は、下記のページを参考にしてください。ターゲット・デバイスは、「R5F565NEHDFP」なので、「R5F565NEHxFP」に設定してください。

RX(3)-RS232通信

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GR-ROSE(4)-e2studio schetch

今回はe2studioで作成したファームウェアをGR-ROSEに書き込んでみたいと思います。出荷時はGR-ROSEのRXマイコンにUSBファームウェアが書き込まれています。リセットボタンを押すことでストレージとなり、binファイルをコピーするとユーザーアプリケーションとして実行されるようになっています。このbinファイルがArduinoライクなスケッチで作成したファイルになります。今回は、このUSBファームウェアをイレースして、別のファームウェアを書き込みたいと思います。

まずは、書き込みファームウェアを作成します。Timerを使用して、LEDを点滅するファームウェアを作成しようと思います。

それでは、新規プロジェクトの作成を行います。新規プロジェクトの作成は下記のページを参考にしてください。

RX(3)-RS232通信

上記のページでは、ターゲット・デバイスを「R5F565NEHDFC」に設定しています。今回使用するマイコンは、「R5F565NEHDFP」なので、「R5F565NEHxFP」に設定してください。

プロジェクト・エクスプローラーに新規プロジェクトが追加されました。中央には、スマート・コンフィグレータが開かれると思いますので、入出力ポートのコンポーネントとタイマーのコンポーネントを追加・設定していきます。追加、設定の方法は下記のページを参考にしてください。

RX(2)-タイマーLED点滅

コンポーネントの追加・設定ができましたら、コード生成ボタンを押します。プロジェクトツリーの中に、コードが生成されました。それでは、main関数、r_Config_TMR0_TMR1_cmia0_interrupt関数にコーディングしていきます。コーディングの内容は、下記のページを参考にしてください。

RX(2)-タイマーLED点滅

コーディングが完了しましたら、書き込みを行います。書き込みは、Renesas Flash Programmerを使用して行います。Renesas Flash Programmerは下記のページよりダウンロードできます。

http:// https://www.renesas.com/jp/ja/products/software-tools/tools/programmer/renesas-flash-programmer-programming-gui.html

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RX(3)-RS232通信

今回はRXマイコンを使用して、RS232通信機能を構築します。使用するマイコンは、「RX65N」になります。「Renesas Starter Kit+ for RX65N-2MB」評価ボードを使用します。

前回まで、「CS+」を使用していいましたが、今回から、統合開発環境を「e2studio」に変更しました。RXの場合、なんとなくですが、e2studioの方が使いやすそうに思いました。

まずは、新規プロジェクトを作成します。[ファイル]→[新規作成]→[C/C++ Project]を選択します。

「New C/C++ Project」ダイアログが開かれるので、「Renesas CC-RX C/C++ Executable Project」を選択して、「次へ」を押します。

プロジェクト名に、任意の名称を入力して、「次へ」を押します。今回は、「RX65N_UART」という名前にしました。

ターゲット・デバイスを設定します。今回使用するマイコンは、「R5F565NEHDFC」なので、「R5F565NEHxFC」を選択します。Hardware Debug 構成生成は「E2 Lite(RX)」を選択します。設定できたら、「次へ」を押します。

スマート・コンフィグレータを使用するので、チェックボックスをONします。
設定できたら、「次へ」を押します。

ここでは、今回、特に設定はしないので、「次へ」を押します。

「終了」ボタンを押して、プロジェクトを作成します。

プロジェクト・エクスプローラーにプロジェクトが追加されました。中央には、スマート・コンフィグレータが開かれています。

スマート・コンフィグレータを使用して、まずは、PORTの設定をします。

コンポーネントの追加方法は下記のページを参考にして下さい。

RX(1)-スイッチによるLED点灯

入出力ポートのコンポーネントを追加でましたら、PORTの設定を行います。「Renesas Starter Kit+ for RX65N-2MB」には、LEDが4個搭載しています。 「LED0(緑色)」はP73、「LED1(橙色)」はPG7、「LED2(赤色)」はPG6、「LED3(赤色)」はPG5を使用します。今回は、LED1とLED2を使用します。使用するPORTは、P7G7とPG6なので、PORTEにチェックを入れます。

LED1はPG7、LED2はPG6を使用するので、PORTGタブを選択して、PG7、PG6を出力に設定します。Highで消灯なので、1に出力するにチェックを入れておりきます。

次に、シリアル通信の設定を行います。まずは、コンポーネントの追加です。SCI(SCIF)調歩式同期モードを選択して、「次へ」を押します。

作業モードを「送信/受信」に設定します。「Renesas Starter Kit+ for RX65N-2MB」はシリアル通信コネクタがSCI8に接続されているので、リソースは「SCI8」を選択します。選択ができましたら、「終了」を押します。

シリアル通信のコンポーネントが追加されました。設定は初期のままで大丈夫です。

設定ができましたらコード生成ボタンを押します。プロジェクトツリーの中に、コードが生成されました。それでは、ボタンが押されたときの処理内容をmain関数にコーディングしていきます。RX65N_UART.cを開きます。main関数を下記のようにコーディングします。

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RenesasSynergy(1)-LED点滅

Renesas Synerg マイコンは、「開発を加速」「トータルコストを削減」「参入障壁を低く」を3本柱にしたマイコンです。マイコンを購入すれば、統合開発環境(コンパイラを含む)も無償で使用できます。また、RTOSも無償で使用することができるので、魅力的です。

Renesas Synerg マイコンのファームウェアを作成するときには、SSP(Synergy Software Package)を使用すると便利です。 SSPは、ルネサスが動作を保証したソフトウェアパッケージで、ファームウェアを作成するときに便利です。

Renesas Synerg マイコンは、S1シリーズ、S3シリーズ、S5シリーズ、S7シリーズがあり、今回は、S1シリーズの評価ボードを使用して、マイコンの検証をしたいと思います。使用する評価ボードは、「DK-S124」です。

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統合開発環境は、「e2studio ISDE」と「IAR Embedded Workbench for Renesas Synergy」が用意されています。今回は、「e2studio ISDE」を使用して開発を行おうと思います。下記のページよりSSPが同梱されたe2studioのインストーラをダウンロードできます。

https://www.renesas.com/jp/ja/products/synergy/software/ssp.html

統合開発環境をインストールできたら、まずは、テンプレートを使って、評価ボードを動かしてみます。

e2Studioを実行すると、下記の画面が表示されます。プロジェクトファイルの保存先となるので、任意のフォルダを選択してください。選択できたら、「OK」ボタンを押します。

すると、e2studioの画面が表示されます。

それでは、新規プロジェクトを作成します。
メニューバーから[edit]→[new]→[Synergy C/C++ Project]を選択します。

「Renesas Synergy C Executable Project」を選択して、「OK」ボタンを押します。

プロジェクト名を入力して、「Next」ボタンを押します。今回、プロジェクト名は「Blinky」にしました。

今回、評価ボードを使用するので、Boardから「S124DK」を選択して、「Next」ボタンを押します。

テンプレートの選択画面です。「Blinky with ThreadX」を選択して、「Finish」ボタンを押します。

新規プロジェクトファイルが作成されました。もし、下記のような画面が表示されていなかったら、左端にある「ギアのアイコン」を選択すると、表示されると思います。

早速、ビルドしてみます。メニューバーのProject]→[Build All]を選択します。

Buildが成功すると、Consol画面に「Build Finished. 0 errors, 0 warnings」と表示されます。それでは、USBケーブルで評価ボードとPCを接続して、デバッグを行います。メニューバーの[Run]→[Debug]を選択します。

Debug画面に切り替えてよいか確認画面が表示されるので、「Yes」ボタンを選択します。

Debug画面が表示されます。上のほうにあるアイコンメニューの一覧から実行ボタンを2回押して、プログラムを実行します。

評価ボードのLEDが点滅しました。