RenesasSynergy(8)-RS232通信

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今回は、RS232通信機能を追加したファームウェアを作成します。使用する評価ボードは、RenesasSynergyマイコン「S7G2」が搭載されている「SK-S7G2」です。評価ボードにはLEDが3つ用意されているので、L1,ONでLED1が点灯、L1,OFFでLED1が消灯、L2,ONでLED2が点灯、L2,OFFでLED2が消灯するコマンドを用意して、RS232通信を行える機能を作成しようと思います。デリミタは’\r’です。

それでは、新規プロジェクトを作成します。新規プロジェクトの作成方法は、下記のページを参考にしてください。

RenesasSynergy(1)-LED点滅

今回は、プロジェクト名を「RS232」としました。テンプレートは、BSPを選択しました。プロジェクトファイルが作成できたので、まずは、スレッドを2つ作成します。1つ目のスレッド(new thread0)は、特になにも処理をしないスレッドです。2つ目のスレッド(new thread1)は、RS232通信の受信と送信を行います。