前回は、BECKHOFF機器のEL2809の1ピン、2ピンとEL1809の1ピンを100msec間隔でHIGH、LOW繰り返す機能を作成しました。
今回は、BECKHOFF機器のEL6021の動作確認(RS485通信)をしたいと思います。
今回使用したBECKHOFFの機器とソフトウェア、開発環境は下記のとおりです。
【 ハードウェア 】
- C6015(IPC)
- EK1100(EtherCAT カプラ)
- EL1809(デジタルインプット)
- EL2809(デジタルアウトプット)
- EL6021(RS485通信)
【ソフトウェア】
- TC1200(TC3 PLC)
- TF6340(TC3 Serial Communication)
【開発環境】
- Visual Studio
Activate Free Run モードでEL6021を操作してみます。通信相手は、PCに接続されたCONTECのUSB Micro Converterです。PCのソフトはTeratermを使用します。今回は、全二重通信ではなく、半二重通信を行いたいと思います。半二重で通信を行うので、EL6021のTxD+(1番ピン)とRxD+(2番ピン)、TxD-(5番ピン)とRxD-(6番ピン)を接続しておきます。CONTECには、EL6021のTxD+(1番ピン)とTxD-(5番ピン)、GND(3番ピン)を接続します。
それでは、作成していきたいと思います。プロジェクトは前回のものを続けて使用します。プロジェクトの作成方法やC6015への接続方法、デバイスのscan方法等は下記のリンクを参考にして作成してください。