今回は、ポテンショメータ(可変抵抗)変化させると点灯するLEDが変化するファームウェアを作成します。この仕組を構築するには、AD変換を使用します。ポテンションメータを操作すると抵抗が変わり、電圧が変化するので、その値をADCで取得して、点灯するLEDを切り替えます。使用するマイコンは「RL78G13」、評価ボードは、「Renesas Starter kit for RL78/G13」です。
それでは、新規プロジェクトを作成します。新規プロジェクトの作成方法は、下記のページを参考にしてください。
今回は、プロジェクト名を「RL78G13_AD」としました。
それでは、コード生成ツールを使用して、設定を行っていきます。
[クロック発生回路]、[ウォッチドック・タイマ]はSWによるLED点灯消灯で
行った設定と同じです。
次にポートの設定を行います。プロジェクトツリーから[コード生成ツール]→[ポート]を選択します。今回使用する評価ボードには、LEDが4つ用意されておりますが、今回は、P52ポート、P53ポート、P62ポートに接続しているLEDの3つを使用します。「ポート5」のタブを選択して、P52、P53を「出力」にします。「ポート6」のタブを選択して、P62を「出力」にします。