今回は、DLLを構築したいと思います。開発言語は、C++を使用します。開発環境は、Visual Studioです。DLLは、Dynamic Link Libraryの略です。動的リンクライブラリの意です。C++で構築した機能をC#で呼び出しを行いたいので、DLLを構築することにしました。
DLLから呼び出せる関数は下記の関数とします。
- int calc_add(x, y); // 足算
- int calc_sub(x, y); // 引算
- int calc_mult(x, y); // 掛算掛
- int calc_div(x, y); // 割算
作成したDLLからC#で関数を呼び出してみたいと思います。下記のような画面を作成して、DLLから関数を呼び出して演算します。
それでは、DLLを構築していきたいと思います。まずは、プロジェクトファイルを作成します。メニューより、ファイル、新規プロジェクト作成を選択します。
下記のような画面が表示されるので、テンプレート→VisualC++→Windowsデスクトップよりダイナミックリンクライブラリを選択、プロジェクト名(任意名)を入力して、OKを選択します。今回は、DllCalcというプロジェクト名にしました。