COMポートの増加防止

COMポートの削除の記事で、COMポートの削除の方法を紹介しました。しかし、COMポートが増える度にCOMポートが削除しているのは手間がかかります。また、同じメーカー、型式のRS232のデバイスであるのに、COMポート番号が変わるのは不便な時があります。そこで、同じメーカで同じ型式のCOMポートであれば、COMポート番号が変わらくなるようにWindowsPCの設定をすることにしました。

同じメーカで同じ型式のCOMポートであれば、COMポート番号が変わらくなるようにWindowsPCの設定する方法は下記のようになります。(下記はFT232チップの例になります。)

Windowsの検索ボックスに「regeidt」と入力すると、レジストリエディタが表示されるので、選択して実行します。

レジストリエディタが表示されたら、レジストリフォルダを開きます。

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\usbflags

usbflagsを選択して、右クリックメニューより[新規]→[バイナリ値]を選択します。

値の名前に「IgnoreHWSerNum04036001」と入力します。値には「01」と入力します。入力できたら、「OK」ボタンを押します。

usbflagsフォルダの中に、「IgnoreHWSerNum04036001」ファイルが作成されました。

これで、同じメーカで同じ型式のCOMポートであれば、COMポート番号が変わらくなります。「IgnoreHWSerNum04036001」の数字の部分を変えれば、他のメーカーの型式で同じように、COMポート番号が変わらないようになると思われます。

COMポートの削除

最近、RS232通信を搭載した装置を検査していたところ、COMポートが順調に増加!ポートがどんどん増えていくので、一度COMポートを削除することにしました。

COMポートの削除の手順は下記のようになります。

デバイスマネージャーを開きます。デバイスマネージャーのメニューから[表示]→[非表示のデバイスの表示]にチェックして、接続されていないCOMポートも表示します。

削除したいCOMポートを選択して、右クリックメニューを表示します。[デバイスのアンインストール]を選択します。

デバイスのアンインストールの確認画面が表示されるので、[アンインストール]を選択します。

COM7ポートが削除できました!