前回まで、Amazon Web Service側の設定が完了したので、今回は、Amazon FreeRTOSを使用して、AWSとデータの送受信をしようと思います。Amazon FreeRTOSは、RX65N Cloud Kitに書き込んで使用します。それでは、まずは、Amazon FreeRTOSを用意します。下記のサイトからダウンロード可能です。
- Amazon Web Services からダウンロード(サービスの一覧からAmazon FreeRTOSを選択):https://console.aws.amazon.com/console
- GitHub(aws) からダウンロード:https://github.com/aws/amazon-freertos
- GitHub(renesas-rx) からダウンロード:https://github.com/renesas-rx/amazon-freertos
Amazon Web Services からダウンロードしたAmazon FreeRTOSは、Amazon FreeRTOS Qualification Program による検証されたものになります。また、
Amazon FreeRTOSは最新版ではありません。検証に使用したマイコンボードは、Renesas Starter Kit+ for RX65N-2MBになります。
GitHub(aws) からダウンロードしたAmazon FreeRTOSは、最新版のAmazon FreeRTOSになります。検証に使用したRXマイコン ボード以外のパッケージはありません。
GitHub(renesas-rx) からダウンロードしたAmazon FreeRTOSは、最新版のAmazon FreeRTOSではありません。検証に使用したRXマイコン ボード以外のパッケージもあります。RX65N Cloud Kitのパッケージもあります。
今回は、RX65N Cloud Kitを使用しようと思いますので、GitHub(renesas-rx) からダウンロードします。
それでは、まずはダウンロードしたファイルを統合開発環境(IDE)にインポートします。IDEは、e2studioを使用します。