RX(4)-AD変換

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今回はRXマイコンを使用して、AD変換機能を構築します。使用するマイコンは、「RX65N」になります。「Renesas Starter Kit+ for RX65N-2MB」評価ボードを使用します。統合開発環境を「e2studio」を使用します。

RX65Nには12bitADコンバータが搭載されています。12bitなので、4096分解能になります。今回、アナログ電圧の値によって、点灯するLEDを変更しようと思います。「Renesas Starter Kit+ for RX65N-2MB」には、LEDが4個搭載しています。「LED0(緑色)」はP73、「LED1(橙色)」はPG7、「LED2(赤色)」はPG6、「LED3(赤色)」はPG5を使用します。今回は、LED1とLED2を使用します。アナログ電圧をマイコン読み取った結果、4096 / 2未満の場合、LED1を点灯します。4096 / 2以上の場合、LED2を点灯します。

まずは、新規プロジェクトを作成します。新規プロジェクトの作成方法は、下記のページを参考にしてください。

RX(3)-RS232通信

プロジェクト・エクスプローラーに新規プロジェクトが追加されました。
中央には、スマート・コンフィグレータが開かれると思いますので、
コンポーネントを追加していきます。

スマート・コンフィグレータを使用して、まずは、PORTの設定をします。
PORTの設定は、UART機能を追加した時と同じなので、下記のページを参考にして下さい。

RX(3)-RS232通信

次に、AD変換の設定を行います。まずは、コンポーネントの追加です。シングルスキャンモードS12ADを選択して、「次へ」を押します。